ある訪問介護事業所グループのカレンダーをもらった。
失礼ながら、配慮に欠け不謹慎、非常識と思えるカレンダーだ。
各事業所などの写真が、いっぱい掲載されている。
その中には、宴会、食事会、ふざけた写真が多く掲載されている。
訪問介護を利用する者(客)に、健常者はいない。
食べたくても、食べられない。
飲みたくても、飲めない。
遊びにも行けない。
利用者がそれらの写真を見てどう思うか、
考えたことがあるのか。
介護の利用者は、どんな状態の人なのか。
普通の感覚があれば、分かるはずだ。
飛躍した例えだが、
葬儀屋が病人にカレンダーを届けたら、非常識だと思わないか。
このカレンダーも五十歩百歩と言える。
「こんなカレンダー、利用者さんに渡せない」
不謹慎と思っている事業所もあるようだ。
むしろ、そちらの方が多いかもしれない。
利用者に不評を買っているとも聞いた。
何故、利用者の意見を本部に伝えないのか。
企業は、宣伝広告の意味と、お客様や取引先への感謝を込めて、カレンダーを配布する。
喜んで使って欲しいと、テーマ決め、企業イメージを重視し、使い勝手を考慮して、
それぞれの企業が、コンセプトをもってカレンダーを作成する。
ところが、どうだ、
語彙力が乏しくて申し訳ないが、
2024年カレンダーも、バカ騒ぎと言うか、ドンチャン騒ぎと言うか
そんな写真が掲載されていた。
この介護グループのカレンダーに、コンセプトはあるのか。
訪問介護グループとしての企業理念はあるのだろうか。
知りたいところだ。
動けず、飲食もできない利用者の
「ひがみ・やっかみ」と取るか、
「利用者の率直な意見」と取るか、
グループ幹部の度量が分かりそうだ。
あくまで、私の意見だが…
今から2026年のカレンダーが、楽しみだ。